西表島の観光地「由布島」近くの道路沿いに「猪狩家(かまいとぅやー)」という食堂があります。店名の通り、西表島の「猪」が食べられるお店なのです(猟期が冬なので売り切れるシーズンもあり)。猪は、店主の高田さんが自分で山に行って捕ってくるんですよ、オドロキ。こんなお店は沖縄でもここだけでしょう。
ここの「やいま牛の牛丼」もおいしくておすすめです。
お店の裏には生きているリュウキュウイノシシやヤシガニもさりげなく飼われてたりします。
さて、その食堂内には、とても不思議な物体があります。
それがこれだぁ。1・2・3
ただの立派な生け花、かと思うと、これがなんとスピーカーになっているんですね。このカークリコという大きな葉っぱ(観葉植物)も高田さんちの畑で作られているのです。
ためしに葉っぱに耳を近づけてみましょう。本当にそこから音がしてるんですねビックリぎょうてん丸。
こういう「言わなきゃわからない、気付かない物体」というのは、大好きです。言わないと気付かないキノコにも似ています。
その他、サトウキビをそのまましぼったジュースは、一年中飲むことができます。生のサトウキビを常時用意しておくなんざあ、なかなかできることじゃないですよね。
ミニ売店もあって、島の農産物や加工品など売っているので時々珍しいものがでているのでのぞいてみましょう。島で作ってるレモンとか、シークワーサーとか。おすすめはサトウキビから作った「純黒糖蜜」。コクがあってケーキなどに使用するとひと味違います。大量生産出来ないので、見つけたらチャンス、即買いです。
そして、店頭にひときわ異色なのは「スカンク69」という八重山青年のロックバンドのCD。これまた高田さんちの畑でできたんです。
っちゅうのはちょっと脚色ですが、高田さんちの息子さんがメンバーの一人なんですね。生け花スピーカーからも時々さりげなくスカンク69が流れていて、ステキな親子愛が感じられます。
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